超一流と名高い至高のホテルでワンランク上のサービスを享受できるクレジットカードに、ヒルトン・オナーズ アメックスやMarriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード(以下マリオットボンヴォイ・アメックス)などがあります。
ところがこの記事をご覧のあなたもおそらく、「どちらのクレジットカードがお得なの?」と疑問を抱かれているのではないでしょうか。
そこでここでは、ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの基本情報やメリットを踏まえた上で、それぞれのクレジットカードの比較検討を進め、それぞれのカードがおすすめな人を提示したいと思います。
当記事を読み終えた頃には、ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの特典や優待の違いを正確に理解し、あなたのニーズにマッチした一枚を選定できていることでしょう。
ぜひ慌ててクレジットカードのエントリーを進める前に、以下の内容に目を通してみてください。
- ヒルトン・オナーズ アメックスの特徴
- マリオットボンヴォイ・アメックスの特徴
- ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスを比較|特典や還元率などの違いとは?
- 上級カードのヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスを比較|特典や還元率などの違いとは?
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの共通特典
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの基本還元率
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの年会費
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの特典
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの補償内容
- ヒルトン・オナーズ アメックスがおすすめな人
- マリオットボンヴォイ・アメックスがおすすめな人
- 上位カードのマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムも見逃せない
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスがおすすめな人
- ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの違い・比較まとめ
ヒルトン・オナーズ アメックスの特徴
基本還元率 | 一般加盟店:1% ヒルトングループ:1.5% |
---|---|
年会費 | 16,500円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
ETCカード | 無料 新規発行手数料:935円(税込) |
家族カード | 1枚目:無料 2枚目以降:6,600円(税込) |
- カード利用と継続でウィークエンド無料宿泊を1泊プレゼント
- ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが無条件で取得できる
- ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が優遇される
- 同伴者とともに空港ラウンジを利用できる
- 最大3,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
- 最大2,000万円の国内旅行傷害保険が付帯
- 最大200万円のショッピング・プロテクションが付帯
カード利用と継続でウィークエンド無料宿泊を1泊プレゼント
ヒルトン・オナーズ アメックスの会員は、以下の2つの条件を満たすことで、ウィークエンド無料宿泊特典を享受できます。
- 1年間で150万円以上のカード利用
- カードを更新する
残念ながら初年度に関してはウィークエンド無料宿泊の特典はありませんが、年間150万円以上の利用額さえキープしていれば、2年目以降は更新のたびに特典をゲットできます。
以下、本特典に関する注意事項も合わせて確認しておきましょう。
- 初年度は適用外
- 無料宿泊が利用できるのは金/土/日
- 金/土/日ならいつでも利用可能でブラックアウト期間や利用除外日はなし
- アメリカン・エキスプレスとヒルトン・オナーズとのお客様登録情報の照合が完了していない場合、本特典は適用されない
ウィークエンド無料宿泊の最大の魅力は、たとえGW期間や年末年始などの繁忙期であっても、空室さえあれば金曜日〜日曜日にいつでも利用できる点です。
そもそも、ヒルトン系列で一泊お世話になろうと思えば、閑散期であっても3〜5万円前後の出費は覚悟しなければなりません。繁忙期に至っては、10万円を軽く超えるようなケースもあるでしょう。
このように考えると、ヒルトン・オナーズ アメックスの年会費(税込16,500円)は破格と言わざるを得ませんね。
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが無条件で取得できる
ヒルトン・オナーズ アメックスの会員は、通常1年間に20回の滞在または40泊が必要なヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスを無条件で取得できます。
ヒルトンに宿泊できるだけでも極上の気分を味わえそうですが、以下のようなゴールドステータスの特典を享受できると思うと、さらにワクワクが止まらなくなりそうですね。
- 80%のエリートステータス・ボーナス
- ルームアップグレード(空室状況による)
- すべてのホテルでの朝食無料サービス
- マイルストーンボーナス
なお、本特典の注意事項は次の通りです。こちらも合わせてチェックしておきましょう。
- ゴールドステータスの登録/付与には本カードの発行後、通常4~6週間程度かかる
- ヒルトン・オナーズ エリートステータスをお持ちの場合は、より上位のステータスが優先される
- アメリカン・エキスプレスとヒルトン・オナーズとのお客様登録情報の照合が完了していない場合、本特典は適用されない
- ゴールドステータスの付与時点で、カード会員を解約もしくは延滞となっている場合は、特典は提供されない
マリオットボンヴォイ・アメックスの特徴
基本還元率 | 一般加盟店:100円につき2ポイント Marriott Bonvoy系列ホテル:100円につき4ポイント ※1ポイントの価値はおよそ0.3円 ※還元率はポイントの用途に応じて大きく変わる |
---|---|
年会費 | 23,100円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
ETCカード | 無料 新規発行手数料:935円(税込) |
家族カード | 1枚目:無料 2枚目以降:11,550円(税込) |
- 入会/継続時に5泊分の宿泊実績が付与される
- 年間100万円以上のカード利用でゴールドエリートの資格を取得できる
- プロパティクレジットが100ドル分付与される
- 年間150万円以上のカード利用で無料宿泊特典が付帯
- 国内の主要な空港ラウンジを利用できる
- 手荷物無料宅配サービスが付帯
- 最大3,000万円の旅行傷害保険が付帯
- 最大200万円のショッピング・プロテクションが付帯
入会/継続時に5泊分の宿泊実績が付与される
マリオットボンヴォイ・アメックスの会員は、入会時やカード継続の特典として宿泊実績が5泊分付与されます。
この5泊分はマリオットボンヴォイのエリートランクの判定に含まれる宿泊分なのでより上位ランクを目指しやすくなりますね。
ランク | 必要な年間宿泊数 |
---|---|
シルバーエリート | 10泊 |
ゴールドエリート | 25泊 |
プラチナエリート | 50泊 |
チタンエリート | 75泊 |
アンバサダーエリート | 100宿+α |
ちなみに、マリオットボンヴォイ・アメックスは入会時点でシルバーエリートの資格がもらえます。
年間100万円以上のカード利用をすれば、ゴールドエリートにランクアップすることもできますよ。
年間100万円以上のカード利用でゴールドエリートの資格が付与される
マリオットボンヴォイ・アメックスの会員は、本来対象のホテルで年間25泊以上の宿泊実績が必要なMarriott Bonvoyのゴールドエリートの資格を、年間100万円以上のカード利用で獲得することができます。
「Marriott Bonvoyのゴールドエリートはどんな特典があるの?」
という声が聞こえてきそうなので、主な特典を記載しておきましょう。
- 無料の客室アップグレード
- 14時までのレイトチェックアウト
- 追加ボーナスポイント25%
- ウェルカムギフト(250 or 500ポイント)
ワンランク上の上質な空間へのアップグレードやレイトチェックアウトの他、追加のボーナスポイントなどももらえるとなれば、どんどんマリオットホテルの魅力に取り憑かれてしまいそうです。
マリオット系列のファンの方なら、ノータイムでマリオットボンヴォイ・アメックスを選んで損はないと言えますね。
ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスを比較|特典や還元率などの違いとは?
ここまではそれぞれのステータスカードの基本情報やメリットを見てきました。
どちらも相当魅力的なカードであることは十分にご理解いただけたことでしょう。
さて、それではここからはいよいよ、以下の項目に沿って、ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの比較・違いを紹介していきたいと思います。
- ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの共通項
- ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの基本還元率
- ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの年会費
- ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの特典
- ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの補償内容
ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスでは、マリオットボンヴォイ・アメックスの方が年会費は高いです。
ただし、必ずしも年会費の多寡がクレジットカードの価値と比例するわけではありません。
クレジットカードを選定する上ではまず、あなたがカードに対して何を求めるかを明確にしておくことが重要です。
ぜひあなた自身の価値基準を持った上で、以下の内容を読み進めてみてください。
ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの共通する特典
- 無料宿泊特典を利用できる
- 各ホテルのゴールドステータスを取得できる
- 空港ラウンジが無料で利用できる
厳密にいうと、無料宿泊特典の内容には差がありますが、ヒルトン・オナーズ アメックスならヒルトン系列で、マリオットボンヴォイ・アメックスならマリオット系列で極上のひとときを過ごすことができます。
マリオットボンヴォイ・アメックスは条件つきであるものの、各ホテルのゴールドステータスを比較的楽に享受できる点も共通項の一つです。
一流ホテルで過ごすだけでも申し分ないですが、ゴールドステータスならではのサービスを享受できるとなれば、より一層想い出に残るホテルステイになりそうですね。
ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの基本還元率
カード | ヒルトン・オナーズ アメックス | マリオットボンヴォイ・アメックス |
---|---|---|
基本還元率 | 一般利用:1% ヒルトングループ:1.5% |
一般利用:2% マリオット利用:4% |
上記の表を一瞥した時の感想としては、「マリオットボンヴォイ・アメックスの方が断然良いじゃん!」だと思います。
ところがここで示している基本還元率は形式上の数値であり、ポイントの使い道によって大きく価値が変わるため、一概にどちらがお得とは断言できません。
たとえば、ヒルトン・オナーズ アメックスは100円の利用に対して2ポイント〜3ポイントを獲得できますが、ヒルトン系列の宿泊に対してポイントを充当するのが最もお得です。
ちなみにマイルへの交換は10,000ポイントが1,000マイルとレートが芳しくないため、あまりおすすめではありません。
他方、マリオットボンヴォイ・アメックスは100円の利用に対して2~4ポイント獲得でき、貯まったポイントは一点集中でマイルに交換するのが得策です。
というのも、マリオットボンヴォイ・アメックスの会員なら3:1のレートでポイントをマイルに交換できる上、60,000ポイントを一気にマイルに交換した場合、ボーナスとして5,000ポイントを享受できるためです。
単純なポイントだけの還元率のみならず、どのようにポイントを活用すればお得かまでを把握しておけば、それぞれのクレジットカードをさらに有効活用できますね。
ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの年会費
カード | ヒルトン・オナーズ アメックス | マリオットボンヴォイ・アメックス |
---|---|---|
年会費 | 16,500円(税込) | 23,100円(税込) |
ETCカード | 無料 新規発行手数料:935円(税込) |
無料 新規発行手数料:935円(税込) |
家族カード | 1枚目:無料 2枚目以降:6,600円(税込) |
1枚目:無料 2枚目以降:11,550円(税込) |
年会費だけに目を向けると、ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスでは金額にそれなりの差があります。
ところが先ほどもお伝えした通り、年会費が高い分マリオットボンヴォイ・アメックスが価値があるかと言われれば、そう単純な話ではありません。
両者の年会費に差があることを踏まえた上で、それぞれのクレジットカードのスペックを天秤に掛けることが大切ですね。
ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの特典
※はみ出ている場合は横スクロール推奨
カード | ヒルトン・オナーズ アメックス | マリオットボンヴォイ・アメックス |
---|---|---|
特典 | ・ウィークエンド無料宿泊 ・ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス ・ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が優遇 ・空港ラウンジを利用できる |
・無料宿泊特典 ・入会/継続で5泊分の宿泊実績付与 ・Marriott Bonvoyのシルバーエリートステータス ・貯まったポイントは40社以上のマイルに交換できる ・特典参加レストラン&バーは15%オフ ・空港ラウンジを利用できる |
当記事の前半でお伝えした通り、ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスにはどちらも、無料宿泊特典が付帯します。
無料宿泊特典の大きな違いとして、マリオットボンヴォイ・アメックスの場合は手持ちのポイントと合わせれば高カテゴリーのホテルにも宿泊できる点が挙げられます。
50,000ポイントだと「カテゴリー7」のホテルに宿泊できるので、例えば以下のような超一流ホテルに宿泊することも可能。
- メズム東京、オートグラフ コレクション
- ウェスティンホテル東京
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- ザ・リッツ・カールトン大阪
- セントレジスホテル大阪
- ルネッサンス・オキナワ・リゾート
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
- ウェスティン ルスツリゾート
- ザ・リッツ・カールトン日光
また、空室さえあれば曜日を問わずに利用できるのも、マリオットボンヴォイ・アメックスの無料宿泊特典のアドバンテージと言えますね。
ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの補償内容
カード | ヒルトン・オナーズ アメックス | マリオットボンヴォイ・アメックス |
---|---|---|
補償 | ・最大3,000万円の海外旅行傷害保険が付帯 ・最大2,000万円の国内旅行傷害保険が付帯 ・最大200万円のショッピング・プロテクションが付帯 |
・最大3,000円の海外旅行傷害保険が付帯 ・最大2,000万円の国内旅行傷害保険が付帯 ・最大200万円のショッピング・プロテクションが付帯 ・オンライン・プロテクション |
補償内容を比較すると、年会費に差があるわりには補償内容はほとんど差がない印象。
補償内容重視でカードを選ぶなら、年会費が安いヒルトン・オナーズ アメックスで十分ですし、それ以外の付帯特典も考慮するならマリオットボンヴォイ・アメックスも一考の余地があります。
国内外の旅行の頻度や、万が一の時の備えの必要性などを考慮に入れた上で、じっくり双方のカードの比較検討をしてみてください。
上級カードのヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスを比較|特典や還元率などの違いとは?
当記事でスポットライトを当てているヒルトン・オナーズ アメックスには、上位カードのヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスがあることをご存知でしょうか。
せっかくなのでここでは、前項と同じ流れでヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの違い・比較も紹介していきたいと思います。
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの共通項
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの基本還元率
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの年会費
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの特典
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの補償内容
「そうか!上位カードに目を向けるのもありだな!」
と少しでも思われた方はぜひ、以下の内容も参考にしてみてください。
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの共通特典
- 無料宿泊特典を享受できる
- 各ホテルのゴールドステータスを取得できる
- 空港ラウンジが無料で利用できる
ヒルトン・オナーズ アメックスとヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスのメリットの基礎的な部分は変わらないため、ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの共通項も上記の通りとなります。
ただし、ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスのアドバンテージとして、年間300万円以上のカード利用を計上すれば、2泊分のウィークエンド無料宿泊が付与されるのは大きいです。
さすがはプラチナランクのクレジットカードですね。
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの基本還元率
カード | ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックス | マリオットボンヴォイ・アメックス |
---|---|---|
基本還元率 | 一般利用:1.5% ヒルトングループ:3.5% |
一般利用:2% マリオット系列:4% |
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスをヒルトングループで利用すれば、3.5%もの還元を享受できます。
カード利用でザクザクポイントを貯め、お得にヒルトン系列を利用したい方には抜群ですね。
ただし、ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスのマイルへの換算レートはやはり芳しくないため、貯まったポイントをマイルに交換したいのであれば、マリオットボンヴォイ・アメックスに軍配が上がるでしょう。
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの年会費
カード | ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックス | マリオットボンヴォイ・アメックス |
---|---|---|
年会費 | 66,000円(税込) | 23,100円(税込) |
ETCカード | 無料 新規発行手数料:935円(税込) |
無料 新規発行手数料:935円(税込) |
家族カード | 3枚目まで無料 4枚目以降:13,200円(税込) |
1枚目:無料 2枚目以降:11,550円(税込) |
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスの年会費は、マリオットボンヴォイ・アメックスと比較すると約3倍の額面です。
ただし、年間300万円以上のカード利用で2日分の無料宿泊特典を享受できる点を考慮に入れれば、66,000円(税込)は決して高いとは言えず、むしろお得感しかないと捉えることもできるでしょう。
また、無料宿泊特典やホテルステータスの特典は付与されないものの、家族カードが3枚まで無料なのは、ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスの隠れた魅力ですね。
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの特典
※はみ出ている場合は横スクロール推奨
カード | ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックス | マリオットボンヴォイ・アメックス |
---|---|---|
特典 | ・ウィークエンド無料宿泊(最大2泊) ・ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス ・ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータス(年間200万円以上のカード利用) ・ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が初年度無料 ・空港ラウンジを利用できる |
・系列ホテルの無料宿泊 ・Marriott Bonvoyのシルバーエリートステータス ・貯まったポイントは40社以上のマイルに交換できる ・特典参加レストラン&バーは15%オフ ・空港ラウンジを利用できる |
上記の表で目を惹くのはやはり、最大2泊分のウィークエンド無料宿泊とヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスです。
2泊分のウィークエンド無料宿泊は300万円のカード利用が、そしてヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスには200万円のカード利用が求められますが、カードの利用額に自信がある方なら、ヒルトン・オナーズ アメックスの旨味を最大限に享受できるでしょう。
もちろん、年に1泊でも至高のホテルに宿泊できれば御の字と考える方は、マリオットボンヴォイ・アメックスで十分ですね。
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの補償内容
カード | ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックス | マリオットボンヴォイ・アメックス |
---|---|---|
補償 | ・最大1億円の海外旅行傷害保険が付帯 ・最大5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯 ・最大4万円の航空便遅延補償が付帯 ・最大500万円のショッピング・プロテクションが付帯 ・最大15万円のリターン・プロテクションが付帯 ・最大10万円のキャンセル・プロテクションが付帯 ・最大3万円のスマートフォン・プロテクションが付帯 |
・最大3,000円の海外旅行傷害保険が付帯 ・最大2,000万円の国内旅行傷害保険が付帯 ・最大200万円のショッピング・プロテクションが付帯 ・オンライン・プロテクション |
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの補償内容には圧倒的な差があります。
さらに、ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスには最大3万円のスマートフォン・プロテクションが付帯することが特徴。
スマホの破損など、何かとスマホ周りのアクシデントが多い方にとって、ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスは安心のステータスカードと言えますね。
ヒルトン・オナーズ アメックスがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ヒルトン・オナーズ アメックスがおすすめな人は次の通りです。
- 格安のステータスカードを持ちたい人
- ヒルトン系列のホテルに無料で宿泊したい人
- ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスに関心がある人
当記事では3枚のステータスカードを紹介していますが、その中でも最もランニングコストが安いのはヒルトン・オナーズ アメックスです。
まずはコストを抑えつつ、ステータスカードの旨味を体感したい方に、ヒルトン・オナーズ アメックスはもってこいの一枚ですね。
マリオットボンヴォイ・アメックスがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、マリオットボンヴォイ・アメックスがおすすめな人は次の通りです。
- マリオット系列のホテルに無料で宿泊したい人
- Marriott Bonvoyのゴールドエリートステータスに関心がある人
- とにかくお得にマイルを貯めたい人
- 盤石な補償を付帯しておきたい人
マリオットボンヴォイ・アメックスは無料宿泊特典もさることながら、ザクザクマイルを貯めることができることも大きな魅力です。
空の旅をエンジョイする機会が多い方は、ヒルトン・オナーズ アメックスよりもマリオットボンヴォイ・アメックスがフィットするでしょう。
上位カードのマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムも見逃せない
当記事では紹介していませんが、マリオットボンヴォイ・アメックスにも上位カードが存在します。
マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムはSPGアメックスが終了し、その後新しく生まれたクレジットカードです。
マリオットボンヴォイ・アメックスの特典には物足りない方は、マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムもチェックしてみるのがおすすめ。
- 入会/継続時に15泊分の宿泊実績が付与
- 年間400万円以上のカード利用でプラチナエリートの資格を取得可能
- プロパティクレジットが100ドル分付与
- 年間150万円以上のカード利用で無料宿泊特典が付帯
- 国内の主要な空港ラウンジを利用できる
- 手荷物無料宅配サービスが付帯
- 最大1億円の旅行傷害保険が付帯
- 各種プロテクションが付帯
年会費は税込49,500円とマリオットボンヴォイ・アメックスより高額ですが、その分付帯している特典もより豪華になっていますよ。
ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ヒルトン・オナーズ アメックス プレミアムがおすすめな人は次の通りです。
- ワンランク上のステータスカードを持ちたい人
- 2泊の無料宿泊特典を享受したい人
- ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスに関心がある人
- 盤石な補償を付帯しておきたい人
当記事で紹介した3枚のうち、周囲の視線を奪うほどに格式高いステータスカードがヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスです。
クレジットカードで影響力を示したい方はもちろん、2泊の無料宿泊特典を享受したい人や、ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスに関心がある人なら、ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスを選んでおいて間違いないでしょう。
ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの違い・比較まとめ
当記事を読み終えてくださった方なら、ヒルトン・オナーズ アメックスとマリオットボンヴォイ・アメックスの違いはもちろん、あなた自身がどちらのカードを選定すべきかが分かったのではないでしょうか。
ここで振り返りを兼ねて、当記事のポイントをまとめておきます。
- ヒルトン・オナーズ アメックスはヒルトン系列のホテルに無料で宿泊できる
- ヒルトン・オナーズ アメックスはホテル系のステータスカードの中でも格安で保有可能
- マリオットボンヴォイ・アメックスはマリオット系列のホテルに無料で宿泊できる
- マリオットボンヴォイ・アメックスはマイルをザクザク貯める上で非常におすすめ
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスなら最大2泊の無料宿泊特典を享受できる
- ヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスは補償内容が盤石
最もお得にホテル系のステータスカードを持ちたいならヒルトン・オナーズ アメックスで決まりですが、少し背伸びしてヒルトン・オナーズ プレミアム・アメックスという選択肢もあります。
ぜひしっかりとそれぞれのステータスカードを吟味していただき、あなたの相性にバッチリと噛み合う一枚を選んでくださいね。