ANAマイルとANA SKYコイン。
どちらもANAの名称がついており、少々ややこしいですよね。
ここではそんなANAマイルとANA SKYコインの違いや使い道について解説をしていきたいと思います。
普段からANA系列を利用している方であれば、知っておいて損はない情報ですよね。
当記事で紹介していく内容として、
- ANAマイルの基礎知識
- SKYコインの基礎知識
- それぞれの違いとお得な使い分け方
上記の内容についてわかりやすく解説していきます。
本記事の内容をご覧いただければ、今まで以上に節約効果が上がるかもしれませんよ。
ANAマイルとは?
「そもそもの話、マイルって何ですか?」
と疑問に思われている方もいるかもしれません。
そこでまずはANAマイルについて解説をしておきましょう。
マイルとは航空会社のポイントプログラムで貯まるポイントのことを指します。
つまりANAマイルは、ANAの特典航空券やアップグレードに使うことができるポイントと思っておけば良いでしょう。
また、合わせておさえておきたいのが、ANAのプレミアムポイントです。
こちらは『フライトマイル×路線倍率×搭乗ポイント』で積算されるマイルとは別のポイントで、ANA系列におけるステータスを獲得する為に必要なものです。
ちなみに、一定のプレミアムポイントを期間内に貯めてステータスを上げれば、ワンランク上のサービスを享受できるSFC(スーパーフライヤーズカード)を入手することができます。
特典航空券に交換した場合はプレミアムポイントがもらえない
SFCの取得を目指し、ひたすらプレミアムポイントを貯めている方に注意していただきたいのが、ANAマイルを特典航空券に交換した場合はプレミアムポイントがもらえないという点です。
こちらはANAの『公式ホームページ』でも以下の通り、記載が見られます。
特典航空券はフライトマイルの積算対象外です。プレミアムポイントは「フライトマイル×路線倍率×搭乗ポイント」で計算されるため、フライトマイルと同様に積算されません。
したがって、プレミアムポイントを貯めていきたい方は、この点を踏まえた上で、ANA系列を利用していきましょう。
ANAマイルの有効期限
ANAマイルの有効期限は以下の通りです。
- マイルを獲得した月から数えて36ヵ月後の末日
つまり、ANAマイルを獲得してから約3年間はコツコツと貯めていくことができます。
ちなみに、ANAマイルの有効期限を伸ばすちょっとした小技として、有効期限が目前に迫っているANAマイルをANA SKYコインに交換するという方法があります。
ANA SKYコインの有効期限は1年間なので、ANAマイルの3年間と合わせると、およそ4年間は猶予がありますね。
ANAマイル→ANA SKYコインの流れで使おうと思っている方はこちらも参考にしてみてください。
ANAマイルの貯め方
「私はそこまで飛行機に乗る頻度が多くないから、ANAマイルを貯める自信がありません!」
と心配されている方もいるかもしれませんが、ANAマイルを貯める方法は何も、飛行機に乗るだけではありません。
以下、ANAマイルを貯めることができる方法の一部を紹介しましょう。
- ANA系列を利用する
- 提携航空会社を利用する
- ANAカードで決済する
- ANAマイレージモールを経由してネット通販を利用する
- 他社ポイントから交換する
- ANAの国内外ツアーを利用する
- ANAのふるさと納税を利用する
- 提携飲食店を利用する
「え、そんなことでもマイルが貯まるの?」
と思われた方もいるのではないでしょうか。
この中でも特にマイルをスムーズに貯めることができるのはやはり、ANAカードの利用です。
ANAカードであれば、いつでもどこでもダイレクトにマイルを貯めることができるので、日常生活でクレジットカードを利用する方は、自然とマイルが貯まっていきますよ。
私はANAアメックス・ゴールドとSPGアメックスをANAマイルを貯めるためにメインカードとして活用しています。
ANAマイルを貯めるには絶対に欠かせないのがクレジットカードの利用です。
これからマイルを貯めていきたい方はぜひ『【マイルの還元率で選ぶ】マイルが貯まるおすすめクレジットカードを紹介!海外旅行へタダで行けるよ!』の記事も合わせて参考にしてみてください。
ANAマイルは原則、保有者以外に譲渡できない
「貯めたANAマイルは家族や友人とシェアできるの?」
という疑問を持っている方がいるかもしれません。
こちらに関してですが、ANAの『公式ホームページ』に以下のような記載があります。
積算されたマイルを会員間で共有、合算および譲渡することはできません。
ご覧の通り、貯めたマイルは基本的に本人しか利用できないということですね。
ただし、ANAカード(クレジット機能付き)会員限定のANAカードファミリーマイルの場合、特典利用時に限り、登録している家族間でマイルを合算することができますよ。
ANAマイルの使い道
「貯めたANAマイルは具体的にどのように使えるのかが知りたい!」
と思っている方もいることでしょう。
そこでここでは、ANAマイルの使い道について解説を進めていきたいと思います。ANAマイルの主な使い道には、以下のようなものがあります。
- 特典航空券と交換する
- ANA SKYコインと交換する
- 他社ポイントや電子マネーに交換する
早速、ANAマイルのそれぞれの使い道について詳しく見ていきましょう。
特典航空券と交換する
飛行機を普段使いする方にとって、最もスタンダードかつお得感があるのがこちらの方法です。
特典航空券と交換する場合、現金で航空券を取得するよりも断然安く、国際線のファーストクラスなら1マイルの価値が20円近くにまで跳ね上がります。
- 国際線ファーストクラス特典航空券:1マイル17円〜20円程度
- 国際線ビジネスクラス特典航空券:1マイル8円〜10円程度
- 国際線エコノミークラス特典航空券:1マイル4円〜6円程度
- 国内線特典航空券:1マイル2円〜4円程度
上記のリストを参考にすると、やはり国内線よりも国際線を利用する方がお得度合いは高いですね。
また、一般的に航空券は、購入日や搭乗日が近づくにつれて価格が上昇するシステムになっていますが、特典航空券と交換するのに必要なマイル数に変動はありません。
したがって、同じ路線を利用する場合でも、日程的により近い日付の飛行機に乗りたい場合にマイルを活用するのが上手な活用法と言えるでしょう。
ANA SKYコインと交換する
ANAマイルはANAウェブサイトで航空券や旅行商品の支払いに使えるANA SKYコインに交換することもできます。
ANA SKYコインに交換する上でのメリットは以下の通りです。
- 1マイルから交換できる
- ANA SKYコインは現金同様に使うことができる
ちなみに交換レートは1マイル=1〜1.7ANA SKYコインです。交換するマイル数やステータスによってレートは変動します。
会員ステータス/ANAカードの種類 | ANAダイヤモンドサービスメンバー ANAプラチナサービスメンバー ANAブロンズサービスメンバー |
ANAスーパーフライヤーズカード ANAカードプレミアム ANAゴールドカード |
ANAカード(ワイド/一般) AMCモバイルプラス会員 |
ANAマイレージクラブカード |
---|---|---|---|---|
交換マイル数 | 交換後コイン数 | |||
1〜9,999マイル | 1〜9,999コイン(1倍) | |||
10,000マイル | 13,000コイン(1.3倍) | 12,000コイン(1.2倍) | ||
20,000マイル | 28,000コイン(1.4倍) | 26,000コイン(1.3倍) | 24,000コイン(1.2倍) | |
30,000マイル | 45,000コイン(1.5倍) | 42,000コイン(1.4倍) | 36,000コイン(1.2倍) | |
40,000マイル | 64,000コイン(1.6倍) | 60,000コイン(1.5倍) | 48,000コイン(1.2倍) | |
50,000マイル〜200,000マイル | 85,000コイン〜340,000コイン(1.7倍) | 80,000コイン〜320,000コイン(1.6倍) | 75,000コイン〜300,000コイン(1.5倍) | 60,000コイン〜240,000コイン(1.2倍) |
ANA SKYコインの利用を視野に入れている方は、できるだけ多くのマイルで交換することや、所有するANAカードの種類やANAのステータスにも目を向けておくと良いでしょう。
他社ポイントや電子マネーに交換する
ANAマイルは以下のようなポイントや電子マネーに交換することもできます。
交換先 | 必要なANAマイル | 交換後 |
---|---|---|
スターバックスカード | 10,000マイル | 10,000円分 |
iTunesギフトコード | 10,000マイル | 10,000円分 |
楽天Edy | 10,000マイル | 10,000円分 |
楽天ポイント | 10,000マイル | 10,000円分 |
Vポイント | 10,000マイル | 10,000円分 |
nanacoポイント | 10,000マイル | 10,000円分 |
※その他交換先は『公式サイト』にて。
ご覧の通り、他社ポイントや電子マネーに交換するのレートは1:1です。
正直、前述の特典航空券やANA SKYコインと交換する場合に比べると、お得感は少々薄れてしまいますね。
他社ポイントや電子マネーとして活用したいという方は、交換レートが低いというデメリットを踏まえておきましょう。
ANA SKYコインとは?
「先ほど登場したANA SKYコインについてもう少し詳しく知りたい!」
という方もいるかもしれません。
そこでここでは、ANA SKYコインについて解説をしておきたいと思います。
まず、ANA SKYコインの定義は以下の通りです。
- ANAウェブサイトで航空券や旅行商品の支払いに10コイン単位(10円分相当)で利用できる電子クーポン
こちらを踏まえた上で、ANAマイルとの違いを意識しつつ、以下の内容を読み進めてみてください。
航空券を購入した場合にはプレミアムポイントがもらえる
ANAマイルの場合とは異なり、ANA SKYコインであれば、航空券に交換した場合でもプレミアムポイントを獲得することができます。
- ANAマイル:特典航空券の交換はプレミアムポイントがつかない
- ANA SKYコイン:航空券の購入はプレミアムポイントがつく
SFCの取得を目指し、プレミアムポイントを貯めている方にとって、ANA SKYコインは非常に使い勝手の良いツールと言えるでしょう。
例えば、メインカードとして普段からANAカードを活用し、貯めたマイルをSKYコインに交換して特典航空券を購入すれば、より早くSFCの取得を目指せます。
ANAマイルを上手に活用するには欠かせないのが、このANA SKYコインなのです!
ANA SKYコインの有効期限
ポイントやマイルと同様に、ANA SKYコインに関しても、有効期限には注意をしておかなければなりません。ANA SKYコインの有効期限は以下の通りです。
- マイルからANA SKY コインに交換した場合、交換月より12カ月目の末日まで
ご覧の通り、ANAマイルの3年間と比較するとかなり短く感じてしまいます。
ただし、先ほども少し触れたように、ANAマイルとして3年間保有した後、ANA SKYコインに交換した場合、トータルで約4年間保持できることになりますね。
ANA SKYコインの貯め方
「ANA SKYコインはANAマイルを交換する以外に、貯める方法はあるんですか?」
と気になっている方もいることでしょう。
ANA SKYコインは以下の方法でも貯めることができます。
- 他社ポイントから交換する
- 提携サービスを利用する
それぞれの主な例を見ていきましょう。
他社ポイントから交換する | ||
---|---|---|
交換元ポイント | 交換に必要なポイント数 | 交換できるANA SKYコイン |
永久不滅ポイント | 200ポイント | 1,800コイン |
エポスポイント | 1,000ポイント | 1,000コイン |
nanacoポイント | 500ポイント | 500コイン |
Oki Dokiポイント | 500ポイント | 1,500コイン |
※上記は一例。詳しくは『公式ホームページ』で。
- JFX株式会社
- 楽天ブロードバンド
- WOWOW
- maNara
- careco
- Brandear
- uttoku
- Escrit
ご覧の通り、意外にもANA SKYコインを貯めることができるサービスがたくさんあるものです。
ANA SKYコインをザクザクと貯めていきたい方は、上記のようなポイントやサービスを意識してみてください。
ANA SKYコインは家族間なら譲渡できる
「ANA SKYコインは家族や友人とシェアできるの?」
という疑問をお持ちの方がいるかもしれません。
こちらについてですが、『ANAの公式ホームページ』に以下のような記載があります。
ご家族はお使いいただけますが、ご友人はお使いいただけません。なお、ご家族とは、会員の配偶者および会員の2親等以内の家族に限ります。
ANAマイルをシェアできるのは家族間だけということですね。
なお、家族間でANA SKYコインを使う場合には、特典利用者登録の手続きが必要です。こちらも合わせて覚えておきましょう。
ANA SKYコインの使い道
「ANA SKYコインの使い道をもう少し詳しく知りたい!」
このように思われている方もいることでしょう。
そこでここでは、ANA SKYコインの使い道について解説を進めていきたいと思います。 ANA SKYコインの主な使い道は以下の通りです。
- 航空券を購入する
- 旅行商品に使う
早速、ANA SKYコインそれぞれの使い道の詳細を見ていきましょう。
航空券を購入する
ANA SKYコインは10コイン(10円の価値)単位で航空券の購入に利用することができます。
「航空券を購入できるほどコインが貯まりません!」
という方もいるかもしれませんが、差額はクレジットカードで支払うことができるので安心してください。
また、ANAマイルを特典航空券に交換する場合と比較し、ANA SKYコインのアドバンテージとして、以下のようなことが言えます。
- 航空券は空席がある限り予約ができる
- 航空券の購入でマイルやプレミアムポイントが貯まる
実はANAマイルから交換する特典航空券はあらかじめ数に限りがある上、ステータスの高い方が優先的に交換できるという仕様になっているため、入手が難しいというデメリットがあるのです。
これに加え、プレミアムポイントは貯まらないという点も、SFCの取得を目指している方には痛いですよね。
一方、ANA SKYコインで航空券の購入をする場合はこれらのデメリットはありません。
空席がある限り航空券は予約できますし、航空券の購入でマイルやプレミアムポイントも貯まります。
「ANAマイルを特典航空券に交換したいけどなかなかできない!」
「マイルやプレミアムポイントもザクザク貯めていきたい!」
このような思いがある方にとって、ANA SKYコインは非常に使いやすいツールですね。
旅行商品に使う
ANA SKYコインは、国内ツアーや海外ツアーなどの旅行商品にも使うことができます。
ANA SKYコインで旅行商品を購入する場合、以下の支払い方法で差額を補填することができます。
- クレジットカード
- 銀行振込
- コンビニ支払
- ANAギフトカード
- ANA旅行券
国内ツアーや海外ツアーを利用する機会がある方はぜひ、ANA SKYコインを上手に活用してみてください。
ANAマイルとANA SKYコインの違いや使い分け方
ここまでをご覧いただいた方であれば、ANAマイルとANA SKYコインそれぞれの特徴と使い方についてはあらかたご理解いただけたことでしょう。
続いてここでは、以下の項目についてまとめていきたいと思います。
- ANAマイルとANA SKYコインの違い
- ANAマイルとANA SKYコインの使い分け方
ANAマイルとANA SKYコインをどのように使い分けていこうか決めかねているという方はぜひ、こちらの内容を参考にしてみてくださいね。
ANAマイルとANA SKYコインの違い
ANAマイルとANA SKYコインの違いをまとめると、以下のようになります。
ANAマイル | |
---|---|
使い方 | 特典航空券やANAショッピングA-style、ホテルでの宿泊など、幅広い用途がある。 特典航空券は枚数に限りがあり、繁忙期は入手できないことも多い。 特典航空券への交換は、プレミアムポイントが貯まらない。 |
貯め方 | 飛行機の搭乗やホテルの宿泊、ネットショッピングなどで貯まる。 |
有効期限 | 積算月から数えて36ヵ月後の月末まで。 |
ANA SKYコイン | |
---|---|
使い方 | 航空券や旅行商品の支払いに10円単位で利用できる。 航空券は空席がある限り予約可能。 航空券の購入で、プレミアムポイントが貯まる。 |
貯め方 | ANAマイルや他社ポイントから交換したり、提携サービスを利用することで貯まる。 |
有効期限 | 積算月から数えて12ヵ月後の月末まで。 各種キャンペーンの利用で獲得したANA SKYコインは有効期限が異なる場合も。 |
上記の表を踏まえ、ANAマイルとANA SKYマイルのメリットをまとめてみます。
- 様々なシーンで貯めることができる
- 有効期限が約3年と長い
- 10円単位で使うことができる
- 航空券は空席がある限り予約できる
- 航空券の購入でマイルやプレミアムポイントが貯まる
貯まりやすさと有効期限の長さではANAマイルに軍配が上がります。
したがって、基本はANAマイルをコツコツと貯めておき、ANA SKYコインを使うべきタイミングがきたら、都度ANA SKYコインに交換していくのが良いでしょう。
ANAマイルとANA SKYコインの使い分け方
「プレミアムポイントのことを考えない場合、ANAマイルとANA SKYコインではどっちがお得なの?」と疑問に思われているかもしれませんね。
こちらに関してはケースバイケースです。
国内線と海外線の場合で具体例をあげて見ていきましょう。
- レギュラーシーズンに羽田から沖縄へ行く場合→必要なマイルは片道9,000マイル
たとえば、2019年10月9日(火)のスーパーバリュー45便(45日前予約が必要)であれば、9,210円という破格で航空券が購入できます。
この場合、ANAマイルを適用しても1マイル1円程度の価値にしかならず、あまりお得感はありません。
ANAマイルをANA SKYコインに1.1倍以上のレートで交換できるのであれば、マイルもプレミアムポイントもつくANA SKYコインの方が断然お得と言えるでしょう。
- レギュラーシーズンに羽田からハワイへ行く場合→必要なマイルは往復で40,000マイル
たとえば、以下の便で羽田-ハワイ間を往復した場合、合計金額は106,250円となります。
- 往路:2019年9月9日(月)のEconomy Basic:51,040円
- 復路:2019年9月13日(金)のEconomy Basic:55,210円
この場合、1マイルの価値は2.6円〜2.7円となり、ANA SKYコインより断然、ANAマイルに軍配が上がります。
このように、国際線の特典航空券を利用する場合は、ANAマイルとして使った方がお得感が強いことを覚えておきましょう。
ただし、特典航空券の利用枠は限られているので、特典航空券が取れなかった時にはANA SKYコインを利用すると良いですね。
SFC修行するならANAカード(ワイドゴールドカード)を使おう!
基本還元率 | マイル還元率:1%~ |
---|---|
年会費 | 15,400円(税込) |
国際ブランド | Visa/Mastercard® |
ETCカード | 550円(税込) ※前年に1度の利用で無料 |
家族カード | 4,400円(税込) |
SFCの取得を目指し、マイルやプレミアムポイントを効率よく貯めていくのであれば、ANAカード(ワイドゴールドカード)がおすすめです。
その理由として、以下の項目を挙げることができます。
- 1ポイント=10マイルのレートで交換できる
- ANAマイルをANA SKYコインに交換するレートに優れている
早速、それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
1ポイント=10マイルのレートで交換できる
ANAカード(ワイドゴールドカード)では1,000円の利用で1ポイントのワールドプレゼントポイントが貯まります。
ありがたいことに、ANAカード(ワイドゴールドカード)の場合、ワールドプレゼントポイントを以下のレートでANAマイルに交換できるのです。
- 1ポイント=10マイル
ちなみに、ANAカード(一般カード)の場合、、1ポイントを10マイルに交換しようと思うと、それだけで税込6,600円/年の手数料がかかってしまいます。
常にストレスフリーで1ポイントを10マイルに交換できるのが、ANAカード(ワイドゴールドカード)の大きなメリットの1つと言えますね。
ANAマイルをANA SKYコインに交換するレートに優れている
ANAカード(ワイドゴールドカード)はANAマイルをANA SKYコインに交換するレートにも優れています。
ここで改めて、ANAマイルをANA SKYコインに交換する場合のレート表を確認してみましょう。
会員ステータス/ANAカードの種類 | ANAダイヤモンドサービスメンバー ANAプラチナサービスメンバー ANAブロンズサービスメンバー |
ANAスーパーフライヤーズカード ANAカードプレミアム ANAゴールドカード |
ANAカード(ワイド/一般) AMCモバイルプラス会員 |
ANAマイレージクラブカード |
---|---|---|---|---|
交換マイル数 | 交換後コイン数 | |||
1〜9,999マイル | 1〜9,999コイン(1倍) | |||
10,000マイル | 13,000コイン(1.3倍) | 12,000コイン(1.2倍) | ||
20,000マイル | 28,000コイン(1.4倍) | 26,000コイン(1.3倍) | 24,000コイン(1.2倍) | |
30,000マイル | 45,000コイン(1.5倍) | 42,000コイン(1.4倍) | 36,000コイン(1.2倍) | |
40,000マイル | 64,000コイン(1.6倍) | 60,000コイン(1.5倍) | 48,000コイン(1.2倍) | |
50,000マイル〜200,000マイル | 85,000コイン〜340,000コイン(1.7倍) | 80,000コイン〜320,000コイン(1.6倍) | 75,000コイン〜300,000コイン(1.5倍) | 60,000コイン〜240,000コイン(1.2倍) |
ANAカード(ワイドゴールドカード)はANAのゴールドカードに該当するため、最大1.6倍のレートでANAマイルをANA SKYコインに交換できます。
前述した通り、ANA SKYコインで航空券を購入すると、マイルやプレミアムポイントが同時に貯まります。
以上を踏まえると、ANAマイルやANA SKYコインへの交換レートに優れているANAカード(ワイドゴールドカード)は、SFCを目指している方にとって、申し分のないクレジットカードと評価できるでしょう。
ANAカード(ワイドゴールドカード)がおすすめな人
- 効率よくANAマイルを貯めたい人
- ANA SKYコインへの交換レートにこだわりたい人
- いつでも医師や看護師に相談できるドクターコール24に魅力を感じる人
- 国内の主要空港ラウンジを利用したい人
- 国内外の旅行傷害保険で安心感を享受したい人
ANAマイルをANA SKYコインに交換する方法
「ANAマイルをANA SKYコインに交換するにはどんな手続きが必要ですか?」
と気になっている方もいるかもしれません。
そこでここでは、以下の項目について解説を進めていきたいと思います。
- ANAマイルをANA SKYコインに交換するまでの流れ
- ANA SKYコインに交換する際の注意点
「え、注意点があるの?」
と思われたあなた。ぜひ、以下の内容もきっちりと理解しておいてくださいね。
ANAマイルをANA SKYコインに交換するまでの流れ
ANAマイルをANA SKYコインに交換するまでの流れは以下の通りです。
- ANA SKYの『公式ホームページ』にアクセスする
- 『マイルから交換する』のバナーをクリックする
- ANAマイレージクラブのお客様番号とパスワードを入力してログインする
- 交換したいANAマイル数を入力して手続きを進める
- 即時でANA SKYコインに反映され、すぐに支払いに利用できる
即時反映というのは大きな魅力ですね。
PCはもちろん、スマホでも簡単に手続きを進めることができますよ。
ANA SKYコインに交換する際の注意点
ANA SKYコインに関してあらかじめ理解しておきたいのは、一度ANA SKYコインに交換すると、ANAマイルに戻すことができないことです。
- ANAマイル→ANA SKYコインは可
- ANA SKYコイン→ANAマイルは不可
この点を踏まえると、ANAマイルからANA SKYコインへ交換するのは、以下のような場合がおすすめです。
- ANAマイルの有効期限が切れてしまいそうな場合
- ANA SKYコインの使い道が明確な場合
このポイントさえおさえておけば、ANAマイルをANA SKYコインに交換した後に、後悔することはないでしょう。
ANAマイルとANA SKYコインの違いまとめ
ANAマイルとANA SKYコインそれぞれの特性を理解しておけば、どのようなシーンでどちらを適用するべきかが即座に判断できます。
ここで改めて、ANAマイルとANA SKYコインのメリットをおさらいしておきましょう。
- 様々なシーンで貯めることができる
- 有効期限が約3年と長い
- 国際線の場合、ANA SKYコインで航空券を購入するよりもお得度合いが強い
- 10円単位で使うことができる
- 航空券は空席がある限り予約できる
- 航空券の購入でマイルやプレミアムポイントが貯まる
なお、マイルやプレミアムポイントを効率よく貯めていくには、ANAカード(ワイドゴールドカード)がおすすめです。
ぜひ今一度本記事の内容を振り返っていただき、ANAマイルとANA SKYコインを自在に使いこなしてみてくださいね。