昨今、あおり運転や事故時の証拠資料として急速に需要が高まってきたドライブレコーダーですが、弊社のクレコミでは、実際に車を所有している327名に対して、下記のアンケートを実施致しました。
調査内容
- ドライブレコーダーは設置しているかの有無
- ドライブレコーダーを設置した理由、きっかけ
- ドライブレコーダーを設置して良かったと思えたこと
- ドライブレコーダーにこんな機能があったら良いなと思えること
アンケート実施
- 調査期間:2021年2月28日~3月11日
- 集計対象人数:327名(年令問わず)
- 集計対象:車所有者の男女
※インターネット調査
1. ドライブレコーダーは設置しているかの有無
車を所有している327名を対象に「現在ドライブレコーダーは設置していますか?」のアンケート調査では、半数以上にあたる54.1%(177人)が設置済との結果が出ました。
まだ設置はしていなくても、前向きに検討していると回答された22.9%(75名)を合わせると、実に77%(252名)の方が、ドライブレコーダーは欠かせないものになると意識されていると感じる結果に。
下記、上記アンケート回答の内訳となります。
- はい:177名
- いいえ:75名
- 検討中:75名
2. ドライブレコーダーを設置した理由、きっかけ
1番目の回答にて「ドライブレコーダーを設置した、している」と回答した方177名に、「ドライブレコーダーを設置した理由やきっかけ」についてもアンケートを行いました。
- トラブル時の証拠を残すため:91名
- ニュースで取り上げられているため:48名
- ディーラーや保険会社から勧められて:9名
- 周りから勧められて:8名
- 車購入時に付いていた:7名
- 車を買い替える時期だったため:4名
- その他:10名
やはり回答として多くあったのは「トラブル時の証拠を残すため」や「ニュースで取り上げられているため」等で、数々の事件やテレビ等の影響は多くあったと見受けられます。
そこでドライブレコーダーの需要は急速に高まり、設置するという意識が芽生えた結果が1番始めのアンケート結果に繋がったのではないでしょうか。
3. ドライブレコーダーを設置して良かったと思えたこと
ドライブレコーダーを設置して良かったと思うことの意識調査では、あおり運転等のトラブルに巻き込まれる不安、証拠の確保が一番ではなく、自らも安全運転を心がけるという意識が芽生えたことが1番多い結果となったことは意外な点です。
内訳は下記の通りです。
- 安全運転を心がけるようになった:74名
- トラブル時の証拠材料になる:38名
- 安心感を持てるようになった:18名
- あおり運転に遭うことが少なくなった:17名
- まだ実感はない:27名
- その他:3名
もちろん、トラブル時の証拠になることや、ドライブレコーダーを設置することで安心感を得られたという理由も多くありました。
その結果、あおり運転に遭うことが少なくなったと、17名も回答したことから、いかに日常からあおり運転の被害に遭うケースが多かったことを示しています。
4. ドライブレコーダーにこんな機能があったら良いなと思えること
最後に、ドライブレコーダーに「こんな機能があれば更に嬉しい、良い」というアンケートを行いました(回答数は221名)。
- ナビ・GPS機能:45名
- 録画機能の向上:40名
- 緊急通報ができる機能:31名
- スマホなどとの連携機能:19名
- 自動音声機能:17名
- ETCカードが入れられる:15名
- 周囲に録画していることを知らせる機能:12名
- 運転時のサポート:8名
- 渋滞情報など道路状況を知らせる機能:6名
- 音楽を流せる機能:4名
- 太陽光などで自動充電できる:4名
- その他:20名
現在の車には多様な機能がありますが、これからは必須とも言えるドライブレコーダー1つに、様々な機能をまとめられることを利用者は望んでいる結果となりました。
今後、車の利用時には欠かせないドライブレコーダーですが、メーカー各社もどのように差別化し商品を開発していくのか、更にはあおり運転や事故などの減少、ゼロを目指す為にドライブレコーダー以外の機能も必須となってくるでしょう。
どのような改良や機能が追加されるのか、注視していきたいところです。