改札をスイスイ通過できるだけでなく、様々な店舗で一瞬で決済ができるSuica。
一昔前までは、電子マネーの普及など予想もできなかったですが、今ではSuicaを持っていない人の方が少ないのでは?と思わされるほどです。
さて、当記事では、そんな便宜性の高いSuicaの作り方や購入場所について徹底解説していきたいと思います。
今後、ますます電子マネーが世の中に浸透していく流れを踏まえると、あなたもこれを機に、Suicaを作成しておいて損はないでしょう。
一口にSuicaの作り方といっても、Suicaには様々な種類や作成方法が存在します。
まずはSuicaの種類を把握していただき、あなたのニーズにピッタリのSuicaを選定してみてくださいね。
作る前に知っておきたいSuicaの種類
そもそも、Suicaには以下の通り、様々な種類があります。
- Suica定期券
- My Suica(記名式)/Suicaカード
- Suica機能が付帯したクレジットカード
- モバイルSuica
「えー、何がどう違うのかわからない!」
そんな声が聞こえてきそうですが、安心してください。一つ一つのSuicaについて、丁寧に説明していきますよ。
【種類ごとに紹介】Suicaカードの作り方・購入場所
先ほど、Suicaカードには様々な種類があることをお伝えしました。
続いてここでは、以下のテーマを挙げながら、Suicaカードの作り方や購入場所について、種類ごとに紹介していきたいと思います。
- Suica定期券は学生や社会人におすすめ
- My Suica(記名式)/Suicaカードはオーソドックスな一枚
- Suica機能が付帯したクレジットカードはポイントがスイスイ貯まる
- モバイルSuicaはスマホ一台でいつでもどこでもサクッと作れる
ご覧の通り、Suicaの決済機能自体はどれを取っても同じですが、Suicaの種類によって特徴が異なります。
早速、それぞれのSuicaの詳細に迫っていきましょう。
Suica定期券は学生や社会人におすすめ
Suica定期券はその名の通り、Suica機能と定期券が一体になった一枚です。
Suica定期券は学生や社会人の方にはぜひ、持っていただきたいSuicaと言えますね。
そんなSuica定期券は、Suicaエリア内にあるJR東日本の駅に設置されている以下のような場所で購入できます。
- 指定席券売機
- 多機能券売機
- みどりの窓口
また、上記に加え、後ほど紹介するモバイルSuicaでSuica定期券を購入することも可能です。
スマホ一台でサクッと定期券の購入ができるのは本当に便利ですよね。
My Suica(記名式)/Suicaカードはオーソドックスな一枚
My Suica(記名式)/Suicaカードは各種Suicaの中でもオーソドックスなリアルカードのタイプです。
記名式の場合は購入時に氏名や生年月日、性別などの情報を登録しておくことで、紛失した際に、登録した情報をもとに再発行が可能となります。
「ついついモノを失くしてしまうことが多い!」
という方には、My Suica(記名式)が特におすすめと言えますね。
なお、My Suica(記名式)および、Suicaカードは、Suicaエリア内にあるJR東日本の駅に設置されている以下の場所で購入できます。
- 多機能券売機
- みどりの窓口
ちなみに、My Suica(記名式)/Suicaカードの発売価格は以下の通りで、発売価格には預り金(デポジット)500円が含まれています。
- 1,000円
- 2,000円
- 3,000円
- 4,000円
- 5,000円
- 10,000円
もちろん、デポジットの500円は、My Suica(記名式)/Suicaカードをカード返却する際にきちんと戻ってきますよ。
Suica機能が付帯したクレジットカードはポイントがスイスイ貯まる
Suica機能が付帯したクレジットカードには、以下のような種類があります。
「へぇ、色んな種類のクレジットカードに付帯できるんですね!」
と思われた方もいるのではないでしょうか。
ちなみに、「ビュー・スイカ」カード や一部のJREカード、ルミネカードなどのビューカードについては、定期券を付帯させることもできて非常に便利です。
また、Suica機能が付帯したクレジットカードの特徴として、ポイントがスイスイ貯まることも見逃せません。
たとえば、ビックカメラSuicaカードは、Suicaへのクレジットチャージで1.5%還元を得られる上、チャージしたビックカメラSuicaカードを用いてビックカメラで買い物をすると、10%の還元が上乗せされるという破格の仕様となっています。
- ビックカメラSuicaカードでSuicaにクレジットチャージ:1.5%還元
- チャージしたビックカメラSuicaカードで買い物:10%還元
⇒合計:11.5%還元
「え!還元されすぎ!」
とツッコミたくなる気持ち、非常によく分かります。
なお、ビックカメラSuicaカードの魅力については、後ほど詳しく解説しますので、少しでも気になった方はぜひ、後半の内容もチェックしてみてくださいね。
モバイルSuicaはスマホ一台でいつでもどこでもサクッと作れる
Suicaカードかもしくは、Suicaに対応したクレジットカードを所有していれば、スマホ一台でモバイルSuicaをサクッと作ることができます。
モバイルSuicaはiPhoneはもちろん、Androidにも対応しているため、スマホをお持ちの方なら誰でも気軽に作成可能です。
「発行手数料などの費用は必要?」
と疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、モバイルSuicaは完全無料となっています。
- モバイルSuicaはスマホ一台でサクッと作れる
- モバイルSuicaは完全無料で作成可能
鋭いあなたならお気づきの通り、最も便宜性かつ節約効果の高いSuicaの発行方法は、Suicaに対応したクレジットカードを作成し、モバイルSuicaに登録することです。
この方法なら、財布にカードを入れて持ち歩く必要がなくなりますので、スマホ一台でスイスイと決済が進みますよ。
SuicaはモバイルSuicaが便利!作り方の流れと使い方
「モバイルSuicaが気になる!」
と思われたそこのあなたに向けて、ここではモバイルSuicaの作り方と使い方について解説していきたいと思います。
まず、モバイルSuicaは以下の流れで作成できます。
- モバイルSuicaの初期画面で『新規入会登録』をタップする
- 『規約に同意する』にチェックを入れ、『会員情報入力へ』をタップする
- 画面の案内にしたがって、必要事項を入力していく
- 入力した内容に間違いがなければ、『登録する』ボタンで登録完了
これでOKです。あとは『メニュー』を選択すれば、モバイルSuicaのサービスが利用できますよ。
必要な金額をチャージして店舗で決済する
モバイルSuicaの準備が完了したら、あとは必要な金額をチャージし、以下の流れでSuicaを利用するだけです。
- Suicaに対応した店舗で買い物をする
- 支払いの際に、「Suicaで!」と店員さんに伝える
- 端末にお手持ちのスマホをかざし、ピピっと音が鳴れば決済完了
もちろん、店舗での決済のみならず、改札でもスマホをかざすだけでスイスイ通過できることは言うまでもありません。
なお、モバイルSuicaへのチャージ方法としては、現金やJRE POINTの他、クレジットチャージが挙げられます。
鋭いあなたならお気づきの通り、節約効果を最大化するには、ビックカメラSuicaカードなどに代表される各種ビューカードを用いるのが一番です。
モバイルSuicaとSuicaカードの違い
さて、モバイルSuicaカードの作り方と使い方をご理解いただいたところで次に、リアルカードとの違いについても確認しておきましょう。
モバイルSuica | Suicaカード | |
---|---|---|
定期券の購入 | ○ | ○ |
クレジットチャージ | ○ | △ |
利用履歴の確認 | ○ | △ |
新幹線のチケットやグリーン券の購入 | ○ | ○ |
ネット決済 | ○ | × |
まず、クレジットチャージに関してですが、モバイルSuicaはいつでもどこでもサクッとチャージができるのに対し、Suicaカードの場合は多機能券売機(黒い券売機)や駅のATM『VIEW ALTTE』に足を運び、各種ビューカードを利用しなければクレジットチャージができません。
また、利用履歴の確認についても、モバイルSuicaなら好きな時に即、確認ができますが、Suicaカードの場合は、Suicaエリア内の『自動券売機』『チャージ専用機』『多機能券売機』のいずれかを利用する必要があります。
さらに、モバイルSuicaはAmazonなどを始めとする一部のネットショップでも決済可能ですが、Suicaカードが利用できるのは実店舗と改札のみです。
一方、モバイルSuicaの弱点としては、スマホの充電が切れてしまうと、買い物はおろか、改札も通過できないという点です。これはかなり焦りますよね。
普段から現金を持ち歩かず、モバイルSuicaのみで決済するのであれば、スマホの充電器は必須アイテムと言えます。
以上を踏まえると、スマホの充電切れやスマホの故障などのイレギュラーが起こらない限りは、SuicaカードよりもモバイルSuicaに軍配が上がるのではないでしょうか。
Apple PayやGoogle PayでもSuicaの利用が可能に!
モバイルSuicaでも十分過ぎるほど便宜性が高いですが、Apple PayやGoogle PayでもSuicaが利用できる上、定期券を付帯させられることをご存知でしょうか。
ここでは、以下のテーマを挙げながら、Apple PayやGoogle PayにSuicaを登録し、利用するまでの流れについて解説していきます。
- Apple PayでSuicaを利用する方法
- Google PayでSuicaを利用する方法
すでにモバイルSuicaを持っている方はもちろん、現時点ではまだ、Suicaを発行していない方でも、問題なくApple PayやGoogle Payで、Suicaを使いこなすことができますよ。
Apple PayでSuicaを利用する方法
すでにモバイルSuicaを持っている場合はまず、以下の流れでApple PayにSuicaを登録しましょう。
- Walletのアプリを起動する
- 上段右上の+ボタンをタップする
- 『続ける』をタップする
- カードの種別で『Suica』を選択する
- 取り込むSuicaのSuica ID番号下4ケタと生年月日を入力し、『次へ』をタップする
- Suicaサービス取扱特約に同意する
「まだSuicaを持ってないよ!」
という方は、以下の流れでSuicaを発行できます。
- App StoreからSuicaアプリをダウンロードし、トップ画面(Suica一覧)で『Suica発行』をタップする
- 発行するSuicaの種別を選択し、『発行手続き』をタップする
- モバイルSuica会員規約に同意する
- 会員登録画面で必要事項を入力する
- 『金額を選ぶ』からSFチャージ(入金)金額を設定後、決済方法を選択する
- Walletのアプリを起動し、上段右上の+ボタンをタップする
- 『続ける』をタップし、カードの種別で『Suica』を選択する
- 取り込むSuicaのSuica ID番号下4ケタと生年月日を入力し、『次へ』をタップする
- Suicaサービス取扱特約に同意する
一見、複雑そうな感じもしますが、時間にしてたった数分です。
スマホの操作に慣れている方なら、サクサク手続きを進めることができるでしょう。
あとは改札を通る際にスマホをかざし、店舗では「Suicaで払います!」と伝えてスマホを端末にかざすだけでOKです。
Google PayでSuicaを利用する
すでにモバイルSuicaを持っている方なら、以下の手順でGoogle PayにSuicaを登録できます。
- Google Payのアプリをインストールする
- Google Payのアプリを起動する
- 『開始』をタップする
- 『Suica』にチェックを入れた上で『同意する』をタップする
ご覧の通り、非常にシンプルな流れですね。
ちなみに、まだSuicaを発行していない方については、以下の流れでSuicaを発行できます。
- Google Payのアプリをインストールする
- Google Payのアプリを起動する
- 『開始』をタップする
- 『Suica』にチェックを入れた上で『同意する』をタップする
- メールアドレスやパスワードなどの必要事項を入力する
- 『アカウントを作成』をタップする
「めっちゃ簡単!」
と思われたのではないでしょうか。これで改札や店舗において、スマホ一台でスイスイ決済が進みますよ。
Suica利用ならビックカメラSuicaカードでよりお得に!
基本還元率 | 一般加盟店:1% Suicaチャージ・定期券購入:1.5% ビックカメラ:11.5% |
---|---|
年会費 | 初年度無料 2年目以降:524円(税込) ※前年度に一度でもカード利用があれば無料 |
国際ブランド | VISA/JCB |
ETCカード | 524円(税込) |
家族カード | なし |
あなたが今後、日常生活においてSuicaを活用していくつもりなら、ビックカメラSuicaカードが特におすすめです。
ビックカメラSuicaカードは初年度無料で発行できるクレジットカードです。
2年目以降は524円(税込)の年会費がかかりますが、前年に一度でもビックカメラSuicaカードで決済をしていれば無料となるため、永年無料で持つ上でのハードルはかなり低いと言えるでしょう。
Suicaへのチャージで1.5%還元、ビックカメラでの利用なら最大11.5%還元
ビックカメラSuicaカードの基本還元率は1%ですが、Suicaチャージにおいては1.5%の還元を享受できます。
また、先ほどもチラリと触れましたが、Suicaへのクレジットチャージと、ビックカメラでの利用を組み合わせれば、ビックカメラで11.5%の還元がある点は見逃すことができません。
- ビックカメラSuicaカードでSuicaにクレジットチャージ:1.5%還元
- チャージしたビックカメラSuicaカードで買い物:10%還元
⇒合計:11.5%還元
たとえば、ビックカメラで20,000円の商品を購入する場合、現金とビックカメラSuicaカードでは、節約効果においてここまで差がついてしまいます。
- 現金で支払い:還元なし
- SuicaチャージしたビックカメラSuicaカードで決済:2,300円相当の還元
上記をご覧いただければ、現金払いはお金をドブに捨てる行為に等しいことがご理解いただけるのではないでしょうか。
「うわぁ、今までめちゃくちゃもったいないことしてた!」
とシャウトしてしまった方は早速、『ビックカメラSuicaカード』の申し込み手続きを進めてくださいね。
ちなみに、オンラインでビックカメラSuicaカードを申し込みする場合、2020年9月末までは、8,000円相当のポイントが得られる入会キャンペーンが展開されていますよ。
Suicaの作り方・購入場所まとめ
ここまでをご覧いただいたあなたなら、どのSuicaを発行しようか、もう心に決めているのではないでしょうか。
最後に振り返りを兼ねて、当記事のポイントとなる部分をまとめておきたいと思います。
- Suicaには様々な種類がある
- モバイルSuicaは定期券の購入やネットショップでの決済も可能
- モバイルSuicaの最大の弱点は、スマホの充電切れやスマホの故障
- Apple PayやGoogle PayでもSuicaの利用が可能
- Suicaを利用するならビックカメラSuicaカードが断然おすすめ
節約効果を最大化したいのであれば、迷わずビックカメラSuicaカードを発行し、クレジットチャージを積極的に活用することです。
特に、ビックカメラに立ち寄る機会のある方なら、ビックカメラSuicaカードはマストアイテムと言えます。
ぜひあなたも、ビックカメラSuicaカードを上手に活用し、日常生活における便宜性や節約効果をどんどん高めていってくださいね。