「アメックス・プラチナのアディショナルカードとは?」
「本カードとアディショナルカードの2枚持ちのメリットが知りたい!」
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(以下アメックス・プラチナ)のホルダーや、これからアメックス・プラチナの発行を検討している方なら、アディショナルカードの謎を紐解きたいと思われていることでしょう。
アメックス・プラチナは金属製カードということもあって、稀に使えない場所があります。
そのためか、金属製カードが発行されたあと、自動的にプラスチックカードのアメックス・プラチナが送付されてきます!
アメックス・プラチナのアディショナルカードは年会費無料で追加可能なセカンドカードで、支出先によって使い分けたり、万が一、本カードを紛失した時の保険として発行する意味合いがあります。
当記事では、アメックス・プラチナのアディショナルカードについて様々な視点から解説していきたいと思います。
ぜひあなたもこれを機にアメックス・プラチナのアディショナルカードを発行していただき、ありとあらゆるシーンでスマートに2枚のアメックスを使いこなしてください。
アメックス・プラチナのアディショナルカード(ACカード)とは?
基本還元率 | 1% |
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年会費 | 143,000円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
ETCカード | 550円(税込) |
家族カード | 4枚まで無料 5枚目以降:13,200円(税込) |
アメックス・プラチナのアディショナルカード(ACカード)は、アメックス・プラチナの保有者が年会費無料で追加できるセカンドカードです。
「年会費無料で追加できるなら、大した特典が付帯しないんじゃないの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
驚くことなかれ。なんと本カードに付帯する全ての特典を、アディショナルカード(ACカード)でも享受できます。
仮に本カードを紛失してしまった場合でも、セカンドカードの提示でアメックス・プラチナの特典を利用できるというわけですね。
アメックス・プラチナのアディショナルカードを持つメリット・上手な使い分け方
「アメックス・プラチナの2枚持ちは嬉しいけど、どんなふうに使えばいいの?」
と気になっている方もいることでしょう。
そこでここでは以下の項目に沿って、アメックス・プラチナのアディショナルカードの活用法について解説していきたいと思います。
- 金属製カードとプラスチックカードで使い分ける
- 用途ごとに使い分ける
- 本カードの紛失リスクに備えておく
- 再発行される本カードをスムーズに受け取れない時にACカードが大活躍
- 手荷物無料宅配サービスをダブルで享受する
- ACカードの利用分は利用明細でACと記載される
「なるほど!そんな使い方もあるのか!」
と思いながら、以下の内容を読み進めてみてください。
金属製カードとプラスチックカードで使い分ける
アメックス・プラチナは金属製のプラチナカードなので、一部の店舗や機械では金属性が使えない場所もあります。
そこで、そのような金属製カードが利用できない場所で使いやすいのが、このACカードです。
ACカードはプラスチック製のアメックス・プラチナなので、基本的に加盟店であればどこでも利用することが可能です。
ごくまれに、金属製カードがNGの場所(特にコインパークング等)がある為、こういった細かいサービスをしてくれるアメックスはありがたいですね。
用途ごとに使い分ける
クレジットカードの利用頻度が多い方は、固定費や飲食代、雑費など様々な支払いが交錯し、支出の管理が億劫になっているのではないでしょうか。
そんなあなたに提案です。固定費はACカード、それ以外の支払いは本カードという具合で用途ごとに使い分けてみてください。
支出の管理が一気に楽になり、無駄な出費を抑える上でも一役買います。
- 本カードとACカードを用途ごとに使い分けると支出の管理が楽になる
- 本カードとACカードを用途ごとに使い分けると無駄な出費も見えやすくなる
ちなみに後から追加するACカードの方が、有効期限が訪れるタイミングが遅いです。この点を踏まえるとやはり、固定費の支払いはACカードに任せておくのが良いですね。
本カードの紛失リスクに備えておく
普段からどれだけ気をつけていても、カード紛失リスクの可能性を0%にすることはできません。
このように考えると、万が一の時の備えとして、ACカードを発行しておくのが無難です。
たとえ本カードを紛失してしまったとしても、アメックス・プラチナの特典や補償を享受できるのは嬉しいですね。
- 本カードの紛失リスクに備え、ACカードを発行しておくと心強い
- 本カードを紛失しても、ACカードでアメックス・プラチナの特典や補償を享受できる
もちろん、ACカードを発行したからといって気を抜くのはご法度です。ACカードの発行有無にかかわらず、アメックス・プラチナの管理には十分配慮してくださいね。
再発行される本カードをスムーズに受け取れない時にACカードが大活躍
アメックス・プラチナをはじめ、全てのクレジットカードは有効期限が切れる前に、カード会社から更新カードが発送されます。
再発行されたアメックス・プラチナをスムーズに受け取れれば全く問題ありませんが、たとえば海外出張で長期間不在にする場合などは注意が必要です。
新カードを受け取る前に、旧カードの有効期限が訪れる可能性も考えられますよね。
そこでスポットが当たるのがACカードです。ACカードはアメックス・プラチナの追加カードとして発行されるため、本カードよりも有効期限が遅く設定されています。
仮に本カードの有効期限を迎えてしまったとしても、ACカードを発行している方は鼻歌まじりで本カードの特典や補償を利用できるわけです。
- ACカードの有効期限は本カードよりも遅く設定されている
- 再発行される本カードをスムーズに受け取れない時にACカードが大活躍
有効期限が異なる2枚のカードを所有していれば、更新のタイミングでずいぶんと助かるケースがありますね。
手荷物無料宅配サービスをダブルで享受する
旅行は最高に楽しいですが、大荷物が足枷となり、疲労困憊の原因となります。
そんな時に抜群なアメックス・プラチナの手荷物無料宅配サービスですが、実は本特典、本カード分とACカード分のダブルで享受できます。
本来は無料で宅配できる手荷物は2個までのところ、ACカードを併用すれば合計で4点まで、重い荷物を宅配してもらえるわけです。
- 手荷物無料宅配サービスは本カード分とACカード分のダブルで享受できる
- ACカードを併用すれば合計4点まで、重い手荷物を無料で宅配してもらえる
ちなみに送り先は別々の住所を指定できます。プライベートの荷物は自宅に、手土産はオフィスにといった具合で使い分けると効率が良いですね。
ACカードの利用分は利用明細でACと記載される
支出先を明確にしたい方にとっては嬉しいことに、アメックスの会員サイト上の利用明細では、本カード、ACカードの利用金額合計がそれぞれ別で表示されます。
見分け方は実に簡単。利用明細でACと表記されている方がACカードの利用分です。
- 本カード、ACカードの利用金額合計がそれぞれ別で表示される
- ACカードの利用分は利用明細でACと記載される
利用明細を一目見るだけで、それぞれのカードの利用額を把握できるのは実に便利ですよね。
ちなみに、絞り込み検索の項目では、本カードの利用分か、ACカードの利用分のいずれか片方の利用額のみ抽出することも可能ですよ。
アメックス・プラチナのアディショナルカードと本カードの違いとは?
アメックス・プラチナのACカードと本カードの違いは次の通りです。
- カード番号
- 有効期限
- 会員資格取得年
- カード券面の刻印
- カードの材質
前述した通り、ACカードの有効期限は本カードの有効期限よりも遅く設定されています。
したがって、本カードが切り替わる時期に、スムーズに新カードを受け取れなかったとしても、ACカードが代わりを担ってくれますね。
カード券面の刻印についてですが、ACカードの場合はACという刻印が入っています。
パッと見ではACカードと本カードのデザインは区別しにくいですが、ACの刻印があるか否かに加え、ACカードはプラスチック製(本カードは金属製)であることも判断基準の一つですよ。
アメックス・ビジネス・プラチナカードにもアディショナルカード特典がある!
当記事ではアメックス・プラチナとそのACカードにスポットを当てて解説してきましたが、アメックス・ビジネス・プラチナカードの保有者も、セカンドカードとしてACカードを発行できます。
基本的な考え方はアメックス・プラチナのACカードと同様で、アメックス・ビジネス・プラチナカードのACカードも用途ごとに使い分けるため、そして本カードの紛失リスクに備えて発行しておくと良いでしょう。
- アメックス・ビジネス・プラチナカードにもアディショナルカード特典がある
- ACカードは用途ごとの使い分けや、本カードの紛失リスクの備えとして発行しておくと良い
もちろん、アメックス・ビジネス・プラチナカードのACカードも年会費無料です。
年会費無料の条件でACカードを追加できるなら、アメックス・プラチナやアメックス・ビジネス・プラチナカードのACカードを発行しない理由がありませんね。
アメックス・プラチナの特典を使い倒そう!
ここまでの内容をご覧いただいた方なら、アメックス・プラチナのアディショナルカードについて、ずいぶんと理解が進んだことでしょう。
最後に振り返りを兼ねて、当記事のポイントをまとめておきます。
- ACカードは、アメックス・プラチナの保有者が年会費無料で追加できるセカンドカード
- ACカードでもアメックス・プラチナの特典や補償を享受できる
- 本カードとACカードを用途ごとに使い分けると支出の管理が楽になる
- 本カードの紛失リスクに備え、ACカードを発行しておくと心強い
- 再発行される本カードをスムーズに受け取れない時にACカードが大活躍
- 手荷物無料宅配サービスは本カード分とACカード分のダブルで享受できる
- ACカードの利用分は利用明細でACと記載される
- 本カードとACカードの違いはカード番号、有効期限、会員資格取得年など
- アメックス・ビジネス・プラチナカードにもアディショナルカード特典がある
繰り返しになりますが、アメックス・プラチナのACカードは年会費無料で追加できます。
ノーリスクでACカードを発行できるなら、作成しない理由はありませんね。
ぜひあなたもこれを機にACカードを入手していただき、アメックス・プラチナの二刀流で今まで以上に充実したライフスタイルを構築してください。